笠原 啓夢選手 退団のお知らせ

ブランデュー弘前FCでは、笠原 啓夢選手の退団が決定しましたので、お知らせいたします。

笠原 啓夢(かさはら ひろむ)
[ポジション]
DF
[背番号]
6
[生年月日]
1996年6月26日
[出身]
新潟県
[リーグ戦通算成績]
48試合出場6得点 ※2019シーズン加入
[2022シーズン リーグ戦成績]
16試合出場2得点
[コメント]
ブランデュー弘前FCに関わるすべての皆様、4年間本当にお世話になりました。リリースがあったように、今シーズン限りでブランデュー弘前FCを退団することとなりました。
正直、私自身この挨拶をする時が、サッカー選手を引退する時だと思っていました。なんて書いたらいいのか、どのように思いを伝えたらいいのかもまとまらずに書いているので、少し見苦しいところもあると思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

まずは、昨シーズンに続き今シーズンも不甲斐ない結果で終わってしまったことを本当に申し訳なく思っています。コロナ禍にも関わらず会場に足を運び応援してくださったサポーターの方々やピッチ外で私たち選手をサポートしてくださった方々に、結果という形で恩返しをできなかったことは紛れもなく私たちの責任で力不足だったと思っています。私自身いろんなものを背負い、覚悟を持って挑んだシーズンでしたが、これが現実で自分の持っている力なんだなと痛感しました。
大学卒業時にセレクションで、走ることしか取り柄のない私が内藤元監督と田仲元トレーナーに声をかけてもらい、このチームに拾ってもらった時のことは鮮明に覚えています。監督・スタッフ・チームメイトに支えられながら、入団当初では考えられないくらい成長することができました。サッカーが上手くなっていく毎日を実感できることが幸せでした。今では、大好きだったサッカーが歳を重ねるごとに更に大好きになっていっています。
仕事面では、3年間「寿司割烹 味新」、1年間「株式会社ラグノオささき」で勤務させていただきました。社会人として責任をもって働き、人として成長することができたからこそ、サッカーも成長することができたと思っています。そして、どんな時もサッカーを優先させていただき、たくさんのサポートをしていただいたことは本当に恵まれていたんだなと思っています。こんな私を快く受け入れてくださり本当にありがとうございました。
こんなにも自分を支え、成長させてくれたチームに、JFL昇格という目標を達成できないまま退団することを本当に申し訳なく思っています。
最後になりますが、私はこのチームが大好きでこの街が大好きです。でも、自分自身の成長や今後のことを考えて決断しました。自分の選んだ道を胸を張って進んでいきたいと思います。そしてまだまだサッカーを大好きになり続けたいと思います。
これからもブランデュー弘前FCと笠原啓夢の応援をよろしくお願いいたします。